ゴースト、号泣…ダメよ~ダメダメ 流行語大賞候補50語発表

[ 2014年11月20日 05:30 ]

「ダメよ~ダメダメ」が流行語大賞の候補になった「日本エレキテル連合」(左から橋本小雪、中野聡子)

 年末恒例の「2014ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補50語が19日、発表された。今年の特徴は「STAP細胞はあります」「ゴーストライター」「号泣会見」など会見を開いた人物の言動、しぐさに焦点を当てた言葉が3つも入ったこと。

 理研の小保方晴子氏(31)は新型万能細胞の論文で不備を指摘され、「STAP細胞はあります」と話した。聴力をなくしたという作曲家・佐村河内守氏(51)は「ゴーストライター」の存在を指摘された。政務活動費の不自然な支出について会見した元兵庫県議の野々村竜太郎氏(48)は、泣き叫んで支離滅裂な説明を繰り返す「号泣会見」で世間を驚かせた。いずれも社会的事件として、また会見する人物の強烈な個性で注目された。

 スポーツでは、ソチ五輪関連の3語がエントリー。フィギュアスケートの浅田真央(24)が進退について話した「ハーフハーフ」や、同じくフィギュアの金メダリスト羽生結弦(19)の愛称「ゆづ」。スキージャンプで2つのメダルを獲得した葛西紀明(42)の呼び名「レジェンド」が入った。

 ヒット商品やテレビ、映画の人気コンテンツからは「妖怪ウォッチ」や、映画「アナと雪の女王」の「ありのままで」「レリゴー」。定番の“お笑い一発ネタ”では、「日本エレキテル連合」の「ダメよ~ダメダメ」が入った。大賞は12月1日に発表される。

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2014年11月20日のニュース