ももクロ5人で初の映画主演、舞台化も!「踊る」本広氏が監督演出

[ 2014年11月5日 06:20 ]

映画「幕が上がる」で主演するももいろクローバーZのメンバー(左から)有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに

 女性5人組「ももいろクローバーZ」の主演で、劇作家・平田オリザ氏の青春小説「幕が上がる」が映画&舞台化される。監督と演出を務めるのは「踊る大捜査線」シリーズの本広克行氏。映画は来年2月28日に公開、舞台は同5月の上演を予定している。メンバー全員による映画主演は2011年に5人態勢となって以降初めて。全員での舞台主演はグループ初となる。

 「幕が上がる」は高校の演劇部を舞台に、女子高生たちが演じることの喜びを知り、成長していく物語。リーダーの百田夏菜子(20)が部長、玉井詩織(19)が看板女優、高城れに(21)がムードメーカー、有安杏果(19)が強豪校からの転校生、佐々木彩夏(18)が部長を慕う後輩部員を演じる。映画、舞台ともに同じ配役で、ストーリーもほぼ変わらないという。

 映画版には女優の黒木華(24)が演劇部を指導する新任教師役で出演する。

 メンバーは平田氏のワークショップで演技を勉強し、8~10月に撮影を行った。百田は「お芝居とはなんなのか、そこから教えてくれました!」と貴重な経験を振り返った。撮影終了後も映像を見せてもらっていないそうで「大人ばっかりずるいよね~!なんてメンバーで話しながら、私たちも出来上がりをとっても楽しみにしてます!みなさんも楽しみにしててください!!」とアピールしている。

 本広監督は「みんな涙を流しながら作品づくりにのめり込んでいて、まさに撮影現場が青春そのものでした」と感想。「私が監督をしてきた映画の集大成になることは間違いないと確信しています」と自信を見せている。

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