菅田将暉「周囲に半強制的に見せる」 阪神大震災20年ドラマ主演

[ 2014年11月5日 08:30 ]

阪神・淡路大震災20年ドラマ「二十歳と一匹」の相棒犬とともに笑顔の菅田将暉と足立梨花

 NHK総合の阪神・淡路大震災20年ドラマ「二十歳と一匹」(来年1月放送)のロケ取材会が4日、神戸市内で開かれ、主演の菅田将暉(21)が心境を語った。

 20年前の同震災で両親を失った青年が、災害救助犬のハンドラーを目指す物語。大阪出身の菅田は、「震災時は1歳で記憶はないけど、両親の話では揺れた時に一緒に寝ていた僕を守ろうと覆いかぶさり、逆に押しつぶしそうになったらしい」と振り返った。また、震災直後から倒壊家屋や不明者数の記録にあたっていたという祖父から、「ドラマ出演が決まってから、当時の写真と思いが書かれた手紙をもらった」と告白。「未経験者も知ることが大事。周囲には半強制的にドラマを見せようと思う」と語った。

 若手ハンドラー役の足立梨花(22)は「訓練中に犬が全然言う事を聞いてくれず、悔し過ぎてまさかの涙でした」と、苦労を明かしていた。

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2014年11月5日のニュース