桂小金治さん死去 88歳 ワイドショーの名司会者で人気

[ 2014年11月5日 17:30 ]

桂小金治さん

 ワイドショーの司会などで親しまれた落語家でタレントの桂小金治(かつら・こきんじ、本名田辺幹男=たなべ・みきお)さんが3日午後4時45分、肺炎のため川崎市麻生区の病院で死去した。88歳だった。

 通夜は10日午後6時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。葬儀・告別式は11日午前9時半から同所で。喪主は妻良子(りょうこ)さん。

 1926年、東京都生まれ。陸軍少年戦車兵学校在校中に終戦を迎え、1947年に2代目桂小文治に入門して落語家となる。52年、落語家の二つ目から役者に転じ、昭和30年代から映画やテレビドラマ、バラエティ番組に数多く出演し、ワイドショーの名司会者として人気を博した。

 ワイドショー司会者時代は、政治家や官僚に対し怒りを率直に表す発言で人気を集め、その後の「それは秘密です!!」(日本テレビ)では一転して人情味あふれる司会ぶりで、お茶の間の涙を誘った。晩年は落語の公演などに取り組んでいた。

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2014年11月5日のニュース