河瀬監督“悔しい”連発「カンヌはまだ私に課題を与えてくれる」

[ 2014年5月25日 09:03 ]

授賞式後、取材に対応した河瀬監督

 第67回カンヌ国際映画祭の授賞式が24日夜(日本時間25日未明)に行われ、コンペティション部門に日本から唯一出品された河瀬直美監督(44)の新作「2つ目の窓」(7月26日公開)は最高賞「パルムドール」を逃した。

 河瀬監督は授賞式後に取材に対応し、「正直、悔しいです。映画に力を貸してくださったすべての方、特に奄美大島の人たちに賞を届けられなかったということが、悔しいです。カンヌは、まだまだ私に課題を与えてくれるんだな、と思いました」と心境を語った。

 20日の公式上映では12分間のスタンディングオベーションが巻き起こるなど、高い評価を受けていた同作。河瀬監督は現地で授賞式を中継していた会場で、パルムドール発表時に「ナオミカワセ!」と声が挙がったと伝え聞いたことを明かし、「さっきも食事をしていたら、隣のテーブルの人たちから『僕たちのパルムドールだ』と声をかけられ、公式上映の後の会場でもそうでしたが、こういう一般の方の温かい反応が広がればいいなと思います」と手応えを示した。

 97年「萌の朱雀」のカメラ・ドール賞(新人監督賞)、07年「殯の森」のグランプリ(審査員特別大賞)に続くカンヌでの“3度目の栄誉”はお預けに。河瀬監督は「今回は本当に悔しいです。スタッフも出資者も強力な人たちで、みんなのこの作品にかける想いが強くて、その人たちに光を照らせなかったということが、悔しいです」と“悔しい”を繰り返した。

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