紅白も衝撃 キムタク「大瀧さんは自分の一部」

[ 2014年1月1日 05:30 ]

急死した大瀧詠一さん(1994年撮影)

大瀧詠一さん急死

 大瀧さんの突然の死に、紅白歌合戦の現場にも衝撃が走った。

 82年のヒット曲「冬のリヴィエラ」を提供された森進一は、午前中のリハーサル後に、取材陣から悲報を伝えられて絶句。「そうですか…びっくりして…」と動揺を隠さなかった。「何年も会っておらず、今は作曲活動はしていないと聞いていましたが…」と声を絞り出した。

 この日は、テレビ東京「年忘れにっぽんの歌」にも出演し「冬のリヴィエラ」を歌唱。「今も私の宝物のような一曲。大瀧さんの元に届くよう、心を込めて歌わせていただきます」と話した。

 主演ドラマ「ラブジェネレーション」(97年)の主題歌に大瀧さんの「幸せな結末」が使われたSMAPの木村拓哉(41)は紅白のオープニング後、取材に応じ「自分のドラマの主題歌を担当してくださった方は、その曲もどこか自分の一部というか特別な存在。非常に寂しい」と神妙な表情。同曲はミリオンを達成し、同ドラマは平均視聴率で30%超を記録。木村は「どう手を合わせても大瀧さんには感謝し尽くせない。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 81年に「風立ちぬ」の提供を受けた松田聖子(51)は、大瀧さんにとっても思い出深い歌手の一人。生前「彼女は面白かった」と話していた。聖子はこの日、都内で開催したカウントダウンライブの途中、生中継で紅白に出演。ショックの大きさを考慮し訃報は知らされずにステージに上がった。

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2014年1月1日のニュース