「相棒11」最終回SPは20・7% 今年の民放ドラマトップ!

[ 2013年3月21日 10:08 ]

 水谷豊(60)主演のテレビ朝日の人気ドラマ「相棒Season11」(水曜後9・00)の最終回が20日に放送され、平均視聴率が20・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。2時間9分のスペシャル版で放送された最終回で、今シリーズ初の20%超となり、有終の美を飾った。

 今年の民放ドラマでは17日放送の「とんび」(TBS)最終回の20・3%を抜いてトップとなり、NHKを含めても大河ドラマ「八重の桜」初回の21・4%に続く、2番目の数字となった。

 放送開始12周年を迎えた大人気刑事ドラマシリーズの第11弾。今シリーズで水谷演じる主人公・杉下右京の“相棒”の三代目として成宮寛貴(30)が参加。成宮のほかにも、元宝塚歌劇団トップスターの真飛聖(36)、石坂浩二(71)らも新レギュラーとして加わった。23日にはスピンオフ映画「相棒シリーズ X DAY」も公開される。

 初回は19・9%でロケットスタートを切った同作。その後も第8話は14・0%と15%を割り込んだが、人気作だけにそれ以外はすべて15%超と安定していた。全話の平均も前シリーズの16・6%を上回り、17・3%を記録した。

 「酒壺の蛇」と題された最終回は、角田(山西惇・50)と同期の警視庁の幹部・恩地(佐藤恒治・53)が自宅で変死体で発見される。右京(水谷)と享(成宮)も捜査に乗り出す中、毒キノコの誤食での事故死として処理されてしまう。妻・由美子(メイサツキ・41)の証言から、恩地が最近、夜間にとある女性と電話で話していたことが分かる。右京と享は携帯電話の履歴から、国に輸出規制されている炭素繊維を扱う会社のものと判明する。電話番号の部署に所属する女性社員はいずみ(星野真里・31)一人だけであることも分かる。右京らはさっそくいずみに話を聞こうとするが…という展開だった。

続きを表示

2013年3月21日のニュース