ユージ ギャグでWBC優勝祝福「ドミニカしてるぜ!」

[ 2013年3月21日 06:00 ]

手を“D”にするギャグ「ドミニカしてるぜ!」で喜びを表現したユージ

WBC決勝 ドミニカ共和国3―0プエルトリコ

(3月19日 AT&Tパーク)
 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のドミニカ共和国優勝に、曽祖父が同国の元大統領だったタレントのユージ(25)は歓喜に浸った。「ドミニカしてるぜ!」とつぶやき、両手で「D」の文字を作るギャグを連発して祝福。「このギャグが広まるチャンス。ドミニカ共和国の代表選手にも勝利のポーズに使ってほしい」とアピールした。

 テレビ番組の収録の合間に世界制覇を聞き「えっ!優勝!?良かった~」と大喜び。ガッツポーズや万歳の代わりに、ドミニカの頭文字「D」を両手で作って前方に突き出して「ドミニカしてるぜ!」と祝福した。

 約3年前のテレビ番組で、共演したミュージシャンのDAIGO(34)が考えてくれたギャグ。本来は「どうかしてるぜ!」と言いたい時に使う一発芸が、お茶の間には知られていないため「今が広がるチャンス。今年、広がらなかったら墓場まで持っていきます」と笑った。

 曽祖父の故アントニオ・グスマン氏は78~82年に大統領を務めた。祖父は同国の元駐日大使。父親は米国籍の俳優マイケル・ゴードンで、母親は日本人。

 元大統領はユージが生まれる5年前に亡くなり、会ったことはない。また、5歳で両親が離婚して、母親と米国から東京に移り住んだため、ドミニカ共和国には行ったことがないが、いつも心の中にある。

 決勝で侍ジャパンと対戦する可能性があったため、「どうしよう」と本気で悩んだ。侍ジャパンの準決勝敗退後に「ドミニカ共和国だけになったので、きょうは思い切り応援できました」と心境を打ち明けた。

 勝利の後、守護神ロドニーの弓を射るようなポーズをまねて、喜ぶドミニカ共和国のナインと一緒にユージも喜びを味わっている。「あのポーズが僕の“D”のポーズになるといいな。僕も広まるように、選手の活躍を励みにしてタレントとして頑張ります」とドミニカ共和国ナインの活躍が刺激になったようだ。

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2013年3月21日のニュース