ラミレス夫人のプエルトリコ料理店“敵側”50人が占拠

[ 2013年3月21日 06:00 ]

ラミレス夫人のエリザベスさんが経営するプエルトリコ料理店「ラミちゃんカフェ」はドミニカ共和国の関係者で大にぎわい

WBC決勝 ドミニカ共和国3―0プエルトリコ

(3月19日 AT&Tパーク)
 横浜DeNAのアレックス・ラミレス外野手(38)の妻、エリザベスさん(52)が経営する東京・西麻布のプエルトリコ料理店「ラミちゃんカフェ」では昼食時、決勝戦の中継を店内のテレビ画面で放映した。

 エリザベスさんと同じプエルトリコ人が集まるかと思いきや、近くのドミニカ共和国大使館の職員ら同国出身の約50人が“占拠”。国旗などを掲げ「ドミーニカーナ!」と画面に向かい声援を送り、ゲームセットとともにお祭り騒ぎとなった。

 カルロス・セペダ総領事(55)は「チームワークの勝利。国中が大騒ぎだ」と興奮。大使館職員のルイス・トマスさん(28)は「野球が強いと言われながら今まで国際大会で優勝できなかった。格別にうれしい」と喜んだ。

 一方、エリザベスさんは「日本を応援していたから、あんまり関心はなかったわ」。1月に開店したばかりで「こういう場所を提供できてよかった」と客の笑顔を喜んでいた。ラミレスはベネズエラ出身。

 ≪銀座「サントドミンゴ」Vセールを検討≫ドミニカ共和国などのカリブ海料理を提供している東京・銀座の「サントドミンゴ」は値引きセールなどの検討を始めた。ドミニカ共和国の定番ランチ定食「バンデーラ」などを提供しており「何かしらの値引きを検討しています」と笹越努店長(30)。客は常連客がほとんどだが「これを機にドミニカ共和国と、その料理に興味を持ってもらえれば」と期待している。

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2013年3月21日のニュース