さしこ「感動」大泣き…HKT「48」史上最高デビュー

[ 2013年3月21日 06:00 ]

よみうりランドで行われたCD発売記念握手会。5000人のファンの前で熱唱する(前列左から)宮脇咲良、田島芽瑠、指原莉乃らHKT48の選抜メンバー

 博多を拠点とする「HKT48」が20日、CDデビューし、東京都稲城市のよみうりランドで初のCD発売記念握手会を開催した。選抜メンバー16人が初シングル「スキ!スキ!スキップ!」など5曲を披露。AKB48から移籍した指原莉乃(20)は、集まったファン約5000人を見て大泣きした。

 劇場デビューから1年4カ月で迎えた晴れ舞台。1曲歌い終え、兒玉遥(16)が「本日、CDデビューさせていただきました!」と元気良くあいさつ。緊張気味だったメンバーたちは次々と笑顔を見せた。そんな中、ただ1人、指原は下を向いて涙を拭っていた。

 「どうしたの?」と声を掛けられ、「だって、絶対に人が来ないと思ったから」と説明。「席に座れないぐらい多くの方が来てくれて感動した」と続けると、客席から「さっしー!」の歓声が湧き起こった。

 昨年6月に移籍を命じられ、最年長メンバーとして途中加入。以来、背負い込んだ肩の荷が下りたようで「AKBの力があるにせよ、みんなで握手会をつくりあげることができて安心した」。この後は絶妙にトークを仕切り、まだ泣き続けるセンターの田島芽瑠(13)にも「大丈夫?」と声を掛けた。

 20日発表のオリコンデイリーチャートでは、約20万5000枚セールスで初登場1位。週間チャート1位も濃厚だ。AKBグループのデビュー曲の初週売り上げ記録は、NMB48の「絶滅黒髪少女」の21万8000枚で、この記録を塗り替えそうだ。

 指原はこれまで、AKBとしてのほか、ユニット「Not yet」、ソロの3名義で週間チャート1位を獲得。4個目の1位となればAKBグループのメンバーとして史上最多(企画ユニット除く)となる。「1位を獲りたいって言うと(記事に)書かれちゃうから言わない!」と意地を張りつつ「獲れるなら獲りたい。たくさんの人に聴いてもらいたい」と控えめに闘志を燃やしている。

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