SNH移籍 宮澤佐江「夢は大きい」芝居、ファッションに興味

[ 2013年3月19日 10:46 ]

春色の普段着でインタビューに答える宮澤佐江
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SNH48 宮澤佐江インタビュー(2)

 ――宮澤さんたちの世代は自分たちが苦労してAKB48を引っ張って来たのだから、まだ次世代に渡したくないと考えるのは自然だと思います。

 「でも、可愛さとか、見せ方とかは次世代の子たちの方が上ですね。それは全然、自分よりうまいと思います。ただ、パフォーマンスやアーティストとしてだったら、やっぱりまだ負けてないし、そう簡単に“参りました”と言いたくないなと思います」

 ――それに、古いメンバーには、売れていない頃からAKB48を背負ってきたという情念のようなものを感じます。

 「昔からのメンバーの気持ちを味わうことはできませんからね。やはり、劇場のお客さんが7人しかいなかったつらさは旧チームAの1期生にしか分かりません。それは、たかが数カ月しか離れていない2期生の私たちでさえ分からないことなので、私の中ではいつまでも“チームAさんはチームAさん”です。私も総選挙で1期生のメンバーより上位になったこともありましたけど、やはり私の中では“1期生は1期生”という気持ちです。そういう気持ちが後輩たちにもずっとつながっていればいいなと思います」

 ――そういう点ではSNH48だけではなくAKB48でも宮澤さんが果たす役割は大きいのでは?

 「全員というのは無理だと思うんですけど、研究生やメンバーの中には私を尊敬してくれる子もいるので、たとえ数人であっても、その子たちの刺激にはなりたいと思います。後輩より頑張ることが後輩に対する“いい背中”だと思うんです」

 ――個人的な目標はいかがですか?

 「機会があれば、いろんな芝居をやってみたいと思います。最初は映像の方にしか興味がなかったんですけど、秋元才加ちゃんの舞台を続けて見て、彼女の成長ぶりが半端じゃなかったので、私もいつかまた生の舞台に立ちたいと思いました。それと、ファッションも好きなので、ファッション関係の仕事もできたら、うれしいです。夢は大きいです」

 ――最後にファンの人にメッセージを。

 「“今、佐江は何をやっているんだろう!?”という状態が続いて、私も寂しい気持ちではあるんですけど、末永く待っていてほしいです。皆さんが私のことを思ってくれているのと同じように、私も皆さんのことを思っています。これからもずっと応援していただきたいと思います」

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