八天 月亭文都を襲名 口上には豪華メンバーがズラリ

[ 2013年3月19日 19:39 ]

七代目を襲名し披露公演を開いた月亭文都

 上方落語家の月亭八天(52)が19日、七代目月亭文都を襲名し、大阪市中央区のなんばグランド花月で襲名披露公演を開いた。文都の名では七代目。月亭の亭号では、明治期に初代桂文枝門下の四天王の一人として活躍した二代目文都が死去して以来、113年ぶりの大看板復活となる。

 七代目文都は大阪市出身。1986年に月亭八方に入門、古典落語を中心に活動する。襲名の高座で「これを機に一層芸道に精進して、平成の月亭文都としてさらなる“ハッテン”をしていく」と決意を述べた。

 公演の口上には上方落語界の重鎮や人気者がそろい、桂文枝は「(文都さんには)チャレンジ精神がある。文都の名前を大きくして」と激励。笑福亭仁鶴の音頭で「大阪締め」の手拍子をして門出を祝った。

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2013年3月19日のニュース