藤圭子の育ての親「…夢は夜ひらく」の石坂まさをさん死去

[ 2013年3月11日 06:00 ]

石坂まさをさん

 歌手藤圭子(61)の育ての親として知られ、70年のヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」などを手掛けた作詞家、石坂まさを(いしざか・まさを、本名沢ノ井竜二=さわのい・りゅうじ)さんが9日夜、死去した。71歳。東京都出身。死因は不明。葬儀・告別式は未定。

 長く糖尿病を患い、闘病を続けてきた。愛弟子ら多くの関係者が集まって11年8月に開かれた古希の祝いでは、車椅子ながらも元気な様子を見せていた。

 63年に「野良犬のブルース」(歌・美川鯛二)で作詞家デビュー。五木ひろし(64)、小林旭(74)、南沙織(58)らに詞を提供した。「足で探し、足で売る」を信念にスターづくりを模索し、28歳で当時17歳の藤を発掘。プロデューサーとしても活躍し、デビュー曲「新宿の女」(69年)を作詞。「圭子の…」はオリコンチャート10週連続1位を記録したほか、「女のブルース」(70年)などヒットを連発した。

 幼少期から体が弱く、16歳の時に肺結核を患った。93年には糖尿病が原因で左目の視力を失ったが、「これからは目ではなく、心で詞を書く」と一念発起。「人生」をテーマに、精力的に作詞活動に打ち込んできた。

 ユニークな企画を打ち立てることでも知られ、03年には、メジャーリーグに挑んだ松井秀喜氏(38)の応援歌「はばたけメジャーリーガー」(歌・たけし&りよ)を自主制作。92年には、当時12年ぶりに球界に復帰した巨人長嶋茂雄監督(77)の応援歌「それ行けナガシマさん!!」(歌・秋吉恵美ら)もリリースした。98年には当時2歳の女の子をプロデュースして話題になった。

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