ベルリン国際映画祭で「東京家族」を上映 山田監督「大変光栄だ」

[ 2013年2月14日 09:21 ]

 開催中の第63回ベルリン国際映画祭で13日(日本時間14日)、山田洋次監督の「東京家族」が特別招待作品として上映された。

 山田監督は次作準備のため日本におり、上映に先立ち「大変光栄だ」とのメッセージがドイツ語と英語で代読された。

 山田監督の作品が同映画祭で上映されるのは9作目。山田監督はメッセージの中で「このような機会を与えてくれた映画祭は僕にとって特別な意味を持ち、世界中の映画祭の中で最もこの映画祭を愛する理由です。次の作品も上映されることが夢です」と述べた。

 「東京家族」は小津安二郎監督の「東京物語」をモチーフに、東日本大震災を経た現代に舞台を置き換えて家族の姿を描いた作品。同映画祭では14日、「東京物語」のデジタルリマスター版もクラシック部門で上映される。(共同)

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2013年2月14日のニュース