出産経て心境に変化 黒木メイサ「命を懸けられる存在できた」

[ 2013年2月12日 14:03 ]

NHK大河ドラマ「八重の桜」クランクイン取材会で、劇中の衣装で登場した黒木メイサ
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 女優の黒木メイサ(24)が12日、都内で行われたNHK大河ドラマ「八重の桜」(NHK総合、日曜後8・00)クランクイン取材会に出席した。

 昨年2月に歌手赤西仁(28)と結婚し、9月に第1子となる女児を出産した黒木。7日にクランクインしたという黒木は、出産後初めての現場について「久しぶりの現場で緊張はあった。でも、綾瀬さんをはじめ、和やかな雰囲気で温かく迎えていただいた」。

 同作の内藤慎介エグゼクティブ・プロデューサーも「元々この時期に撮影を予定していたが、ちゃんと仕上げてきてくれていた。(出産をされて)柔らかくなった印象。一回り大きくなりましたね。周りに気を遣える人で、すんなりと現場にも溶け込めたんだと思う」と太鼓判を押す。

 黒木は、綾瀬はるか(27)演じる主人公・八重のライバルの中野竹子役を演じる。「出産を経験して現場で役を演じるということに関しては変化はあまり感じていない」と言いつつも、「(出産で)無条件というか、本当の意味で命を懸けられる存在が私にもできた。時代が違うので(演じる竹子とは)心境はちょっと違いますが、命を懸けて守り抜きたいものがあるという意味では、自分を状況が変わったことで、自分の中で共感できる部分がありますね」と心境を語った。

 黒木は第16回(4月21日放送)から登場する。

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