元宝塚・万理沙ひとみさん 脱線事故後初の懐かしの舞台に

[ 2013年2月12日 06:00 ]

宝塚音楽学校旧校舎の舞台で歌を披露する万理沙ひとみさん

 05年の尼崎JR脱線事故で重傷を負った元タカラジェンヌ、万理沙ひとみさん(本名・川井みな子さん)が11日、宝塚音楽学校旧校舎(兵庫県宝塚市)の舞台に上がった。

 体調は万全でなかったが、約120人の観客を前に「君はマグノリアの花の如く」など宝塚の名曲のほか、事故後の体と心の苦しさや支えてくれる人への感謝を込めたオリジナル曲など5曲を披露した。旧校舎は現在、宝塚文化創造館として使われている。

 星組の娘役だった万理沙さんが98年の退団後、旧校舎の舞台に立つのは初めて。「ステージに立つとエネルギーが湧いてくる」と話した。

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2013年2月12日のニュース