とりあえず義理チョコが4割 バレンタイン実態調査

[ 2013年2月12日 06:17 ]

 よく分からないが、とりあえず義理チョコをが4割――女性が愛の告白をする2月14日を前に、インターネット郵便サービスを展開する「デジタルポスト」が行った「バレンタインに関する実態調査」でこのような結果が出た。

 全国の20歳から39歳の女性300人を対象に行われたアンケートで、全体の85・3%が「今年も義理チョコを渡す予定」と回答。平均個数では「1~5個」を予定している人が62%と最多で、2番目に多い「6~10個」は21%だった。

 かかる費用は半数以上が5000円以内。その中でも「1000円~3000円」程度を予定している人が35・7%と最も多かった。「義理チョコを渡す理由」としては、「感謝の気持ちを伝えるため」が59・7%と半数を超えたが、「なんとなく」と答えた人も次に多い39・7%だった。

 バレンタインまつわるエピソードは様々だ。「義理チョコなのに本命と勘違いされた」(29歳)、「一番、安いチョコを会社近くの売り場で買ったら女子4人とかぶった」といった“失敗談”から、「高級なお返しをもらった。海老で鯛を釣った気分」(30歳)「友だち同士で交換するイベント」(34歳)と前向きに楽しんでいる人も。近年ではスイーツやお菓子といったチョコレート以外を配る人も増えているようで、「上司の似顔絵を書いたメッセージカードを添えたら好評だった」(30歳)といった声も聞かれた。

 同社では、気持ちを伝える手段としてメッセージカードの利用を提案。「義理チョコに不満や悩みを抱えるより、あげる側ももらう側も気持ち良いイベントにしたいですね」と呼びかけている。

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2013年2月12日のニュース