南京のSKE公演取りやめ 虐殺否定で日本週間延期

[ 2012年3月1日 18:05 ]

 名古屋市の河村たかし市長による「南京大虐殺」否定発言に対する中国国内での批判の高まりを受け、名古屋が拠点の人気アイドルグループ「SKE48」の公演を目玉に、9日から11日まで江蘇省南京市で開催予定だった日中共催の文化イベント「南京ジャパンウイーク」の延期が1日、決まった。

 南京市人民対外友好協会とイベントを共催する上海の日本総領事館が「交流協会と協議した結果、延期を決定した」と発表。事態の沈静化を待って開催を模索する姿勢だが、日中関係筋によると見通しは立っていない。

 柔道の五輪金メダリストの山下泰裕氏を招き南京市で2日に予定されていた柔道の交流イベントの取りやめも決まっており、南京市と姉妹都市の関係にある名古屋市の市長発言が、南京市での日中の交流行事を次々と開催断念に追い込む異例の事態となった。

 ジャパンウイークは、SKEの公演のほか、日本語スピーチコンテスト、和服の試着イベントなどを計画。今年秋に迎える日中国交正常化40周年を祝うとともに、東日本大震災に対する中国人の支援に感謝を示し、日本の若者文化の魅力も発信したいとしていた。

 2007年以来、過去4回開催されており、南京市の関係者は「市長発言への反発で友好ムードが崩れる中、文化交流を行うのは難しい。正常化40周年を迎える秋ごろに開催するのはどうだろうか」と語った。

 SKEは中国の若者にも知られており、南京でも期待が高まっていた。(共同)

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