里見浩太朗 38年ぶりの刑事役は「なじみが深い」時間帯

[ 2012年3月1日 09:11 ]

なじみの「黄門様枠」で、今度は刑事役に挑む里見浩太朗

 俳優の里見浩太朗(75)がTBSの月曜午後8時に帰ってくる。4月9日スタートの「ハンチョウ~警視庁安積班~」で刑事部長役を演じる。連続ドラマでの刑事役は38年ぶり。

 これまで同局の「月8」といえば、昨年12月に42年の幕を閉じた「水戸黄門」。里見は黄門様を02年10月から最終回まで約9年、71年11月から88年2月まで助さんを約16年演じた。俳優デビューが1957年で、キャリアは半世紀を超えており「その半分ぐらいの25年、この時間帯に出ているんだから、本当になじみが深い。オファーは幸せだと思っています」。

 今回は、視聴者が「庶民の味方」として安心して見ていた黄門様とは打って変わり、佐々木蔵之介(44)演じる主人公・安積剛志を神南署から警視庁の特捜1係へ異動させた謎めいた男。安積の味方なのかも分からず、シリーズを通じた物語のカギを握る人物となる。「同じ夜8時に出てくるけれど、水戸黄門の払しょくを狙いたい。“里見、違うな~。違う人間だな~”と思って見てほしい。自分自身も楽しみです」と意気込んでいる。

 「ハンチョウ」は09年4~6月期から同枠でスタート。水戸黄門とクールごとに交互で放送され、今回が第5弾。局内では「水戸黄門のように長寿シリーズ化を目指したい」との声もあり、里見は「そうなるといいと思う。それには、佐々木さんとのシーンを楽しんでもらえるようにしないとね…」と気合を込めた。

 安積のライバル警視正を高島礼子(47)が演じることも決まった。

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2012年3月1日のニュース