【センバツ】16年ぶり出場の帝京“開幕戦” OB石橋貴明らが贈ったパーカの言葉を胸に沖縄尚学撃破へ

[ 2026年3月7日 05:01 ]

対戦が決まり健闘を誓う帝京の池田大和主将(左)と沖縄尚学の山川大雅主将
Photo By 代表撮影

 第98回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われた。16年ぶりに出場する帝京(東京)は昨夏の甲子園で優勝した沖縄尚学と春は初の開幕戦で激突する。東京勢の開幕戦登場は3年連続となる。

 甲子園の神様は甘くない。名門復活を目指す帝京の池田大和主将(3年)は「引いてしまった…」と痛恨だった。右手で引いた「1」は調整の難しい開会式後の開幕戦を意味し、大会No・1左腕・末吉良丞(3年)擁する沖縄尚学が待ち構えていた。

 抽選を見守った金田優哉監督も「おお、来たな、凄いところを引いたなというのが率直な感想」と苦笑いを浮かべた。ただ、切り替えの早さも「帝京魂」のうち。高校時代、背番号15でベンチ入りした02年夏の甲子園では、開幕戦で沖縄勢の中部商に11―8で勝利。「楽しみ。現役時代に開幕ゲームで沖縄代表とやっていますからご縁がある。フワフワしたまま試合に入った記憶がありますから集中できるように」とイメージをふくらませた。

 春夏合わせて3度の甲子園優勝を誇るも、11年夏を最後に甲子園出場から遠のいた。名将・前田三夫監督からバトンを受け、21年秋から指揮を執る金田監督が念願の甲子園初出場。OBの期待もふくらむ。2月末には、石橋貴明、元日本ハムの杉谷拳士氏らの連名で練習用のパーカがプレゼントされた。パーカに記された「帝京魂」を常に意識して聖地に挑む。

 沖縄尚学は昨夏の高校日本代表に2年生で「飛び級」で選出された末吉の先発が濃厚。昨秋の東京大会で準決勝から2戦連続2桁安打の強力打線に自信を持つ金田監督は「仮想できるボールじゃない。対戦してどう反応するか」と見据えた。東京の強打か、沖縄の好投手か――。屈指の好カードで選抜の幕が開ける。(柳内 遼平)

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