レンジャーズ初世界一王手！11安打11得点の猛打爆発

ワールドシリーズ第4戦   レンジャーズ11―7ダイヤモンドバックス （ 2023年10月31日    フェニックス ）

3回に3ランを放つレンジャーズのセミエン（AP）
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　レンジャーズが11安打11得点の猛打爆発で3勝1敗とし、球団史上初のワールドシリーズ（WS）制覇に王手をかけた。

　2回にセミエンの2点三塁打とシーガーの2ランなどで5点を先制。試合前までポストシーズン（PS）打率・197だったセミエンは3回にも3ランを放ち「こんなふうに貢献したかった」と破顔一笑。投げてはエンゼルス・大谷の元同僚左腕ヒーニーが5回4安打1失点と好投した。

　第3戦で左脇腹を痛めた主砲ガルシアと、背中を痛めた先発右腕シャーザーが今シリーズの出場登録選手から外れたが、敵地で10連勝しPS記録をさらに更新。ジャイアンツで3度のWS制覇を果たしているブルース・ボウチー監督は「連敗や故障を粘り強く乗り越えてくれる選手たちを誇りに思う」と語った。（杉浦大介通信員）