ソフトB・倉野1軍投手コーチ「第2、第3の千賀を育てたい」

[ 2023年11月2日 06:10 ]

ソフトバンクの新入団コーチ会見に出席した(左から)三笠GM、奈良原ヘッドコーチ、倉野1軍投手コーチ兼ヘッドコーティネーター、牧田ファーム3軍投手コーチ  
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは1日、ペイペイドームで新入団コーチ会見を行い、奈良原浩ヘッドコーチ(55)、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(49)、牧田和久3軍ファーム投手コーチ(38)が出席した。

 今季はレンジャーズでマイナー投手育成コーチを務めるなど2年間、海の向こうで“修行”した倉野氏は「2年間、自分自身を“魔改造”して帰ってきました。(投手陣が)ここまで崩れたのは僕自身にも責任がある。アメリカと日本のいい部分を融合し、第2、第3の千賀を育てたい」と抱負を語った。指導する選手が次々と150キロ超の剛腕に成長することで“魔改造”と呼ばれた指導力も、磨きをかけたようだ。

 レンジャーズや日本の球団のオファーもあったが「先輩であり、恩師」と慕う小久保監督が就任し「25年間、僕を育ててくれた」と語る古巣からの要請に「自分の夢より、恩返しをしたいと思った」と決断。今季、規定投球回到達者ゼロだった投手陣を立て直す。 (福浦 健太郎)

 ▼ソフトバンク奈良原ヘッドコーチ (ソフトバンクは)手を抜いて練習する人がいない印象が凄くあった。試合で困らないように練習している。ホークスの伝統だったり、強い歴史だったり、そこに監督のやりたい野球に基づいた動きになると思います。

 ▼ソフトバンク牧田3軍ファーム投手コーチ コーチが、こういったやり方もあるというサポートをやっていけたら、選手絶対、うまくなる。プラスに考え方を持っていけるといいかなと思う。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年11月2日のニュース