日本シリーズ第3戦の「空席」は報道機関購入の取材用スペース　観客の観戦に配慮

＜神・オ＞第4戦の3回、佐藤輝は空振り三振に倒れる（投手・山崎福）（撮影・椎名　航）
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　10月31日に甲子園球場で行われた「SMBC日本シリーズ2023」第3戦（阪神―オリックス）で、チケット販売が前売り段階で完売と発表される中、一部エリアで空席が目立ったことについて、そのスペースは報道関係者が購入した席であることが分かった。観客の観戦に邪魔にならないよう、主にカメラマンなどが使う席として活用した。

　スポニチアネックスでは、「日本S第3戦　チケット完売も目立つ空席にネット騒然」のタイトルで報じ、「バックネット裏が気になる」「甲子園なのにナゼ」とSNS上の声を紹介。「空席はスポンサー枠?」「転売ヤーの売れ残りチケットの席かな」などの憶測の声を掲載したが、その記事は誤りだった。

　日本シリーズなどの大きな大会では、一般の観客の観戦に迷惑をかけないよう、報道機関が取材席として購入を行っている。