阪神・岩崎が勝利投手「こういう時こそ普通に」 試合後は涙の桐敷を“祝福”

[ 2023年11月1日 22:54 ]

SMBC日本シリーズ2023第4戦   阪神4―3オリックス ( 2023年11月1日    甲子園 )

日本シリーズ<神・オ> サヨナラ勝利に涙の桐敷(右)をねぎらう岩崎(撮影・大森 寛明)
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 阪神が劇的なサヨナラ勝ちでオリックスを下し、通算成績を2勝2敗のタイとした。阪神が甲子園で行われた日本シリーズで勝利するのは14年10月25日以来、3294日ぶり。日本一を懸けた戦いは、京セラドームを舞台にする第6戦以降にもつれることとなった。

 9回、2死二塁の勝ち越し危機を乗り越えた岩崎が、勝利投手となった。同点の難しい場面でもあったが、最後はゴンザレスを二ゴロに抑え「みんながつないでくれた場面だったので、いつも通り入れました」と話し、『気持ちが入ったのではないか』と聞かれると「いや、こういう時こそ普通に入りました」と平常心でマウンドに上がった。

 サヨナラ決着後は桐敷に水をかけて“祝福”。7回に2失点で同点とされた桐敷は「あそこは自分がカバーしないといけなかった。きょうは大山さんが打ってくれたので、この結果を踏まえて、申し訳ないというか、次に投げるチャンスがあればカバーできるような投球をしたいです」と誓っていた。

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