ヤクルト連敗5で止めた!ライアン小川が7回2失点の5勝目 NPB184人目の通算1500投球回も達成

[ 2023年7月29日 21:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー3DeNA ( 2023年7月29日    神宮 )

<ヤ・D>7回を投げ終え、1500回投球回達成のボードを手にベンチに戻る小川(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトが29日、本拠でのDeNA戦(神宮)に5―3で勝利。連敗を5で止めた。先発の小川泰弘投手(33)が7回8安打2失点で5勝目。プロ野球史上184人目となる通算1500投球回達成に華を添えた。

 打線は初回、塩見が先制4号ソロ。下半身のコンディション不良から復帰後3戦目で待望の一発。5月17日巨人戦以来2カ月ぶりの本塁打に球場が沸いた。

 しかし、先発の小川がピリッとせず。先制直後の2回に牧、佐野、大田に3連打を浴びあっさりと同点に追いつかれた。後続は打ち取り逆転こそ許さなかったが、ベンチに戻ると怒りの表情の高津監督と直接“話し合う”珍しい場面もあった。

 指揮官から“喝”に奮起したのか小川は3、4、5回と無失点。1点リードの6回には牧に17号同点ソロを浴びたが、7回を投げ切り2失点。1500投球回達成し、記念ボードを手に笑顔。“エースの意地”を感じさせる113球だった。

 打線は村上が1―1の4回、レフトスタンドに運ぶ18号ソロを放ち勝ち越しに成功。同点とされた6回には2死二、三塁から代打・浜田の適時内野安打で再び勝ち越し。4―3と1点差に迫られた8回には無死一塁から村上が右線を破る適時二塁打を放ち貴重な追加点。

 最後は守護神・田口が無失点で締め、リーグトップのマルティネス(中日)に並ぶ23セーブ目を挙げた。

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