阪神・大竹　開幕ローテ争い譲らない!安定の3回無失点「左打者のインコースに投げるのは自信になった」

練習試合   阪神10-0サムスン （ 2023年2月19日    宜野座 ）

＜神・サムスン＞岡田監督（左端）の前で3回無失点の投球を見せた大竹（撮影・大森　寛明）
Photo By スポニチ

　阪神の開幕ローテ争いは、絶対に譲らない。ライバル・岩貞の後を受けて3回から登板した大竹が、3回1安打無失点。この日も存分に存在をアピールした。

　「今日（の対戦相手）は左バッターが多かった。（左打者の）インコースに投げるのは自信になった」

　1イニング目から「首を振って真っすぐを多く投げた」と直球主体にサムスン打線を圧倒。随所にチェンジアップ、カーブ、スライダーをちりばめ、不利なカウントからでも簡単に立て直す抜群の安定感を披露した。ただ打者10人と対戦して右打者との対戦が1人のみだったため「（右への）対角の精度には満足いっていない」と消化不良の表情も見せた。

　とはいえ3回無安打投球を展開した12日の紅白戦に続く好投。岡田監督からも「大竹ええからなあ、本当に」と賛辞を受け取った。