ソフトB開幕投手決定秒読み！藤本監督「2人に絞った」藤井か大関か、それとも…

紅白戦※特別ルール   紅組5-3白組 （ 2023年2月19日    アイビー ）

紅白戦を見守る藤本監督（撮影・中村　達也）
Photo By スポニチ

　開幕投手の決定が秒読みに入った。ソフトバンク・藤本監督は「2人に絞りました」とし、「最終段階。もうちょっと待って」と明言は避けた。候補には東浜、石川、和田、藤井、大関が挙がっていたが、和田は左太もも裏の張りを訴えて脱落。この日の紅白戦では藤井、大関がともに先発して最後のアピールを行った。

　藤井は3回を2安打1失点。制球に苦しみながらも最少失点に食い止め、「良くないですけど、その中で丁寧に抑えられた」。昨季の中継ぎから先発に転向し、立ち上がりを課題にしているが、2回まではパーフェクトに抑えた。

　大関は3回5安打2失点。2回に4安打を集中されて2点を失ったが、圧巻は3回の投球だった。紅白戦で好調だった野村勇らを3者連続三振。「自分がどういうイメージで投げるかという微調整をして、あれだけ変わると改めて感じた」。その後にブルペンで60球投じ、その感覚を染みこませた。

　藤本監督は「大関はいろいろ試しながらと言っていたけど、まあ良かったんじゃないですか。藤井は全く問題ない。順調ですね」と評価した。開幕投手はこの若手2人のどちらなのか、それとも実績がある東浜、石川なのか。東浜、石川は21日に紅白戦初登板する。首脳陣はその投球内容を受けて最終決断を下す。（森　寛一）