藤浪晋太郎 大谷翔平とのライバル物語【高校編】

[ 2023年1月12日 18:09 ]

12年選抜大会で大谷は藤浪から先制ソロを放った
Photo By スポニチ

 阪神からポスティングシステムでのアスレチックス入りに合意した藤浪晋太郎投手(28)。大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスとは同じア・リーグ西地区に属し、来季の開幕戦での対戦が決まっている。高校時代から比較されきた大型右腕同士。高校、NPBと続いたライバル物語は米国へ舞台を移す。

 【高校編】大阪桐蔭と岩手・花巻東の両エースとして2人は注目を集めた。

 プロ12球団が見守る中、12年選抜大会の初日第3試合で、早くも直接対決が実現。2回の先頭打席で、藤浪は大谷に甲子園球場の右翼席中段への特大先制ソロを浴びたが、試合は藤浪が12安打を浴びながら12三振2四球と安定。大谷は11三振を奪いながら11四死球と乱れて9失点し、9回途中降板。大阪桐蔭高が岩手・花巻東高を9―2で破った。
 選抜を制した藤浪は夏に史上7校目の春夏連覇を達成。大谷は岩手大会で敗れ、高校最後の夏は甲子園の土を踏めなかった。

 選抜出場時の公式ガイドブックでは藤浪は1メートル97、88キロ(現在は1メートル97、98キロ)。大谷は1メートル93、85キロ(同1メートル93、102キロ)。両者とも身長は高校時代と同じだが、現在は藤浪の10キロ増に対し、大谷は17キロ増量している。

続きを表示

2023年1月12日のニュース