ロッテ・ドラ1菊地、新人研修でプロ自覚「より一層襟を正して…」

[ 2023年1月12日 18:51 ]

メモを取りながら新人研修を受講したロッテのドラフト1位・菊地吏玖(球団提供)
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 プロ野球の新人研修会が12日、オンラインで開催され、ロッテは育成を含む新人全9選手がさいたま市内の選手寮で受講。ドラフト1位の菊地吏玖(22=専大)は「新たに発見することもあったし、非常にためになる時間だった」と振り返った。

 この日は「アンチドーピング活動・脳振とうについて」「税の意義と役割」「薬物乱用防止について」「暴力団の実態と手口」、「SNSの使用モラルと危険性について」「有害行為について」「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」の7講義などが行われた。菊地は大学時代にはあまり聞く機会がなかった税金や反社会的勢力との関わりなどが印象に残ったようで「より一層襟を正して、気を引き締め、常に自分を律して行動していかなくちゃいけない」とプロ野球選手としての自覚を深めた様子。

 また、中日、カブス、阪神など日米で活躍した福留孝介氏の講義にも感銘を受けた。

 「1年間戦っていくということで『良い時ばかりではない』とお話されていて、プロという厳しい世界では悪い時にどうするかが大事になってくるなと思いました」

 10日に始まったチームの新人合同自主トレは、この日で第1クールが終了。ドラフト4位の高野脩汰(24=日本通運)が先陣を切ってブルペン入りしたが、福留氏から「周りにのペースに惑われず、自分のペースを乱すことなく自主トレを」との教えもあり、「自分も早く(ブルペンに)入らなきゃという焦りは全くない」と断言。初の休日となる13日については「あまり細かいことを休日前に決めるのが好きじゃないので、思い立ったことをやってみようかな。これだけ、しっかり動いたのは久しぶりだし、休みつつ、生活に足りないものを買いに。あとは一人部屋なので、部屋を存分に味わいたい」と話した。

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2023年1月12日のニュース