巨人・桜井俊貴スカウトが母校・立命大訪問で仕事始め「いい選手をプロに送り込んで野球界に恩返しを」

[ 2023年1月12日 04:30 ]

1月11日、仕事始めのあいさつで母校の立命大野球部を訪問した巨人・桜井俊貴スカウト
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 昨年まで巨人の投手としてプレーし、今年から巨人でスカウトを務める桜井俊貴氏(29)が11日、京都市北区の立命大野球部グラウンドを訪問。「いい選手をプロに送り込んで、野球界に恩返しをしたい」と抱負を語った。

 くしくも今年の仕事始めが母校の始動日と重なった。久しぶりに訪れたグラウンドを前に「建物もあまり変わっていなくて、めちゃくちゃ懐かしい気持ちです」と振り返った。在学中に指導を受けた後藤昇監督とは、約1時間にわたって会話を交わした。

 後輩にあたり今秋ドラフト候補に挙がる藤本竜輝(3年)、谷脇弘起(3年)の両右腕については、すでに映像を確認済みという。

 「ストレートが強いというかファウルを取れる。ピッチャーとして大事なところだと思うので、そういうところを中心に見ていきたい」

 2人が目標とするドラフト1位で15年に巨人入りした桜井氏は、関西地区を担当する新人スカウトとして顔と名前を覚えてもらうために関係各校へあいさつを続けている。スカウトとしては「球界を盛り上げられる選手」の発掘をテーマに挙げた。

 「野球界に恩返しというか。例えば去年だったら大勢が入って来てすごく活躍した。野球がさらに盛り上がるような選手を、プロ野球界に送り込めたら」

 選手として見られてきた立場から、原石の選手を見る立場へと変わる。“第二の大勢”を探す新天地での挑戦が始まった。

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2023年1月12日のニュース