オリ・平野佳 名球会入りは「通過点」 日米通算250セーブまで「29」も「50、60試合を目標に」

[ 2023年1月12日 05:02 ]

室内練習場でキャッチボールする平野佳(撮影・奥 調)
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 オリックスの平野佳寿投手(38)が、大阪・舞洲で自主トレを公開した。プロ野球史上4人目の日米通算250セーブまであと29。達成すれば、パ・リーグでは初、さらにオリックス在籍中に名球会入り条件を満たす初めての選手となるが、あくまで通過点を強調した。

 「通過点だと思っているんで。逆にそれぐらい僕がやらないとチームは上がっていかない。そこ(250セーブ)を狙っているんじゃなく、終わってそこにたどり着いていたらベストなんじゃないかなと思います」

 オリックスに復帰した21年が29セーブ、22年も28セーブを挙げており偉業達成は十分に射程圏内。昨季は7月末に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、そこから調子を崩した苦い思いがあり「前半良かったから、コロナで止められるの嫌やった。ちょっと無理して早く復帰しちゃったんで、それが良くなかった」と同じ失敗を繰り返すつもりはない。

 「(日本に)帰ってきて(年間)50試合も投げていない。50、60試合という数字を目標に」と高いハードルを設定。自身の偉業とリーグ優勝の両方を狙う。

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2023年1月12日のニュース