北別府学さん「何か目標があると良いものだとつくづく思う」 WBC見ずに「死ねるかと思うほど楽しみ」

[ 2023年1月12日 20:00 ]

北別府学氏
Photo By スポニチ

 昨年6月に敗血症を患っていることを公表した元広島エースで野球解説者の北別府学さん(65)が12日、自身のブログを更新。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)観戦に懸ける強い思いをつづった。

 「生きる楽しみだ」のタイトルでブログを更新。「何か目標があると良いものだとつくづく思う」と書き出すと「今はWBCを見ずした死ねるかと思うほど楽しみなんですよ。あの大谷選手や大リーグで活躍している面々を日本チームでプレーを観ることができるのですからね」(原文ママ)と栗山英樹監督(61)のもと豪華メンバーが集う侍ジャパンの戦いを心待ちにした。

 「頑張って生きるか~とそんな事を思う日々ですが、中々でね」と北別府さん。「時々熱や下痢で家族を心配させますからね」と現在の体調についても触れた。

 広島時代にエースとして通算213勝をマークした北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、21年3月に約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。だが、21年6月に転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、22年には尿毒症、敗血症などで入退院を繰り返し、腎機能の低下により人工透析を受けていることも公表している。

続きを表示

2023年1月12日のニュース