江川卓氏がWBC予想 準決勝先発はダル?大谷?由伸? 誠也は2番?「栗山監督がどう考えるか」

[ 2022年12月15日 22:04 ]

江川卓氏
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 野球評論家の江川卓氏(67)が、15日に更新した自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で、来年3月のWBCについて選手起用を予想した。

 先日、大谷翔平に続き、ダルビッシュ、鈴木誠也がWBCへの出場表明したことに江川氏は「ありがとうございます。出てくれれば、何よりも盛り上がる。我々、野球関係者としてはうれしい限りです」と喜びつつ「楽しみですね。最後はアメリカとなりそう。メンバーもすごそうなので」と想像した。

 気になるのはスタメンや先発投手のローテーション。「ダルビッシュ投手と、大谷投手をどこでどう使うんだろう、という興味が出てくる」と話した江川氏は、以前から大谷を「先発投手」かつ「1番打者」に“推薦”。そのうえでダルビッシュについても先発構想として「2人とも先発がいいと思う。フォークボールで打ち取る投手がクローザーとしていいのでは思う。2人は先発で、球数制限があるところまで行ってもらう」のが理想的と言及した。

 さらに鈴木誠也の打順については「やっぱり4番は村上さんになるでしょうから」と当て込み「う~ん」と頭を悩ませた。「4番が左なので、3、5に入ることも」と中軸を想定した打順や、1番・大谷とのコンビとして「足があるので2番で。2人とも盗塁できる」と選択肢が増えそうだと話し、「栗山さんがどう考えるのか、興味がありますね」と話した。

 そして「問題は準決勝で、どっちが投げるかだと思います」と自ら言及し、優勝へ向けては大一番となる準決勝を想定。「そこまでは上がっていくと思う。準決勝で先発をダルビッシュにするのか、大谷にするのか。それに山本由伸もいて、良い投手がいっぱいいるので、栗山さんがどういう風に先発を考えるのか、面白いんですよね。これからメジャーの野球を相当見るでしょうし、研究して先発が変わるかもしれない」と想像していた。

 WBCで日本は、韓国・オーストラリア・中国・チェコと同組の予選リーグ「POOL B」に入り、上位2カ国が準々決勝ラウンドに進出。「POOL A」の上位2カ国と合わせた4カ国で、準決勝に進出する2カ国の枠を争う。また、準々決勝までは日本開催、準決勝以降は米国開催となる。

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2022年12月15日のニュース