【ソフトB・近藤　会見一問一答】契約は7年50億円超？「困ります。ギータさんよりもらってるわけない」

＜ソフトバンク入団会見＞入団会見を行う近藤と三笠GM（撮影・中村　達也）
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　あの鷹の圧倒感をもう一度――。ソフトバンクは14日、日本ハムから海外フリーエージェント（FA）権を行使して加入が決まった近藤健介外野手（29）の入団会見を福岡市内のホテルで行った。7年42億円プラス出来高払い、年俸は6億円の超大型契約とみられる。打順については2、3番での活躍を希望。日本ハム時代に圧倒された強さを自身の加入で復活させる思いを明かした。（金額は推定）

　入団会見の主な質疑応答は、次の通り。

　――入団の決め手は。
　「培った能力、技術でもっともっと成長したい。厳しい環境、より厳しい場所で野球選手としてイチからという思いですね。自分を成長させたい気持ちからです」

　――家族にも相談したと聞いた。
　「意思を尊重してくれた。単身（で福岡生活）なんです。娘の幼稚園の兼ね合いもあって」

　――交渉の席にも加わった長谷川勇也打撃コーチの存在とは。
　「ずっと師匠と呼んでいます。凄い打者。“ああなりたい”とずっと見て、ようやく声掛けられるようになった。厳しいことも言ってくれる。そういう存在がいる。師匠とも戦いたい」

　――背番号は「3」に決まった。
　「伝統ある番号と認識し重み、プレッシャーを感じていますが、ちょっとずつ自分の番号になるように」

　――7年契約50億円超の好条件とも聞いていますが。
　「困ります。ギータさん（推定年俸6億2000万円）よりもらっているわけない。ギータさんより高いは絶対にないです」

　――ホークスファンにメッセージを。
　「これからホークスの近藤と言ってもらえるようになれば。皆さまにはこんな選手なんだと、毎日こつこつ、ちょっとずつやっていこうと思います」