楽天・浅村 球団6代目主将 2年ぶりに復活、西武時代にも経験

[ 2022年12月15日 05:30 ]

楽天の浅村
Photo By スポニチ

 楽天の浅村栄斗内野手(32)が来季から主将に就任することが14日、分かった。シーズン終了後に石井監督から打診を受け受諾。近く正式に発表される。球団初のリーグ優勝&日本一から来年で10年。6代目となる新リーダーの下、チーム一丸でV奪還を目指す。

 2年ぶりにキャプテン制が復活する。21年まで茂木が務めていたが、チームの全員が自覚を持つためとして今季はあえて主将を置かなかった。指揮官は浅村を指名した理由を「彼の活躍なくして勝利はない。後ろ姿ではなく、最前線に立って引っ張っていってほしい。チームの勝ち負けを背負うことで個人としてのパフォーマンスを爆発させてくれれば」と説明した。

 浅村は西武時代も17年から2年間、主将を務めた。18年は「3割、30本、100打点」を達成してリーグ優勝に貢献。楽天移籍後も全試合出場を続け、1020試合連続出場はプロ野球歴代8位となっている。実力だけでなく、常にグラウンドに立ち続けるタフさを兼ね備えており、リーダーにはうってつけの人材といえる。

 楽天には過去5人の主将がいた。初代は11年の鉄平でその後は、松井稼(現西武監督)、嶋(現ヤクルトバッテリーコーチ)、銀次、茂木と「C」マークが受け継がれた。浅村は「やることは変わらないけど、今まで以上に結果を出して自分らしくチームを引っ張りたい」と気合十分。より大きな責任感を胸に、プロ15年目のシーズンに臨む。

続きを表示

2022年12月15日のニュース