ロッテ吉井監督、村田兆治さんの圧倒的な練習量を思い出す「一緒に練習したら1週間調子悪くなるぐらい…」

[ 2022年11月11日 16:56 ]

吉井監督
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 ロッテ・吉井監督が球団レジェンドである村田兆治氏の訃報に、「素晴らしい、尊敬する野球人と思っていました。残念です」と沈痛な表情を浮かべた。

 接点の少なさそうな二人だが、意外なところで交流もあった。吉井監督がプロ5年目だった頃、「まだ、駆け出しのクローザーだった」という1988年の初出場した球宴だ。

 「兆治さんから“一緒に練習しよう”と声をかけてもらい、ポール間をめちゃくちゃ走って、腹筋も1000回した。球宴後1週間ぐらい調子が悪かったが、一流になるには、これくらいやらないとダメなんだなと思いました」と思い出を語った。

 指揮官の右肘には手術の痕が残るが、それでも若い頃に医師から勧められたトミー・ジョン手術だけは断った。「兆治さんのリハビリを見ていると、あんなにできる自信がなかった。あそこまで根気強くリハビリする勇気が自分にはなかった」と振り返った。

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2022年11月11日のニュース