日本ハム・新庄監督 オリックスからFAの伏見獲り表明「優勝を目指す上で伏見君の力を貸してほしい」

[ 2022年11月11日 19:11 ]

オリックスから国内FA権を行使した伏見
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が11日、国内FA権を行使した伏見寅威捕手(32)の獲得に動くことを表明した。

 沖縄県名護市内で取材に応じた指揮官は「優勝を目指す上で伏見君の力を貸してほしい。伏見君のリードと打撃を見ていてずっといいなと思っていた。フロントの方たちに(FA交渉が)解禁になって“すぐ動きましょう”とお願いした。ウチのキャッチャーの子たちをメラメラ燃えさせたい。彼がファイターズに来てくれたら競争の嵐になる。北海道出身で地元愛もあると思うので、ぜひ来てもらいたい」とラブコールを送った。

 評価している部分については「リードの部分。“ここでこのボールを投げるんだ。面白いな”というキャッチャー。投手からすると頼りになるキャッチャー。中嶋監督の下でいろんなリードを勉強したと思う」と説明。指揮官自ら直接出馬する可能性については「彼の人生なのであとは待つだけ」と話したが「一緒にディズニーランドでも行く?こういうの(耳飾り)を付けて(笑い)」と新庄節で笑いも誘っていた。

 伏見はFA権行使を表明した際に、球団を通じ「本当に悩みました。オリックスとも話をさせていただきながら自分を評価してくださるチームがあるのなら話を聞かせていただきたいと考えています」とコメント。今季はチームの捕手最多となる76試合に出場してリーグ連覇と日本一に貢献するなど経験が豊富なだけに、日本ハムは正捕手が固定しきれないチーム事情から獲得に動く形となった。

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2022年11月11日のニュース