FA宣言の日本ハム・近藤にオリ・福良GM「興味をもって調査をします」 森とのW獲りへ速攻アタックも

[ 2022年11月11日 05:00 ]

日本ハム・近藤健介外野手(左)と西武・森友哉捕手
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 フリーエージェント(FA)宣言選手として、海外FAでソフトバンクの千賀と日本ハムの近藤、国内FAで西武の森、オリックスの伏見、DeNAの嶺井ら8選手が10日、コミッショナーから公示された。11日から所属した球団以外との交渉が可能となる。

 FA宣言選手が公示されたことを受けて、オリックスの福良GMは日本ハム・近藤について「興味をもって調査をします」と初めて交渉のテーブルにつく考えがあることを明言した。ソフトバンクら複数球団との争奪戦は必至。交渉日などは未定としたが、交渉解禁日となるきょう11日に速攻アタックする可能性がある。

 また西武・森については、「会ったりとか具体的なことは、まだ何もないですよ」と話すにとどめた。すでに4年契約の総額15億円の破格の条件を準備。森が権利行使を表明した1日に同GMは「興味があります」と即日ラブコールを送った。ただ、今後の交渉予定については「ハッハハハ…」と笑ってごまかした。リーグ3連覇へ強打の左打者のダブル獲りを狙う。

《国内FA権行使の伏見残留を熱望》
 福良GMは、国内FA権を行使した伏見についても言及した。「条件はもう伝えている。もちろん残ってほしいから条件提示しているわけですから。あとは本人がどう考えるか」と宣言残留を熱望。今後は本人からの返事を待つ構えだ。チームは西武からFA宣言した森の獲得を目指しており、同じポジションの伏見の去就に影響しそうだ。

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2022年11月11日のニュース