阪神・大山 5連勝導く13号3ランに敵将の新庄BIGBOSSも拍手 6月は5発10打点と無双状態

[ 2022年6月6日 05:30 ]

交流戦   阪神8ー3日本ハム ( 2022年6月5日    甲子園 )

<神・日>3回2死一、三塁、大山は3点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子) 
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 阪神は5日、日本ハムに8―3と快勝し、5連勝とした。打線を引っ張ったのが大山悠輔内野手(27)だ。3回にチーム単独最多となる13号3ラン。6月に入ってからの5連勝中すべてに安打を放ち、5発10打点と大爆発中だ。5位・DeNAには1ゲーム差に接近。7日にも今季初の最下位脱出の可能性が出てきた。

 交流戦単独トップとなる6号に、虎党が酔いしれた。1点を先制した直後の3回2死一、三塁。大山が今カード4本目のアーチを左翼席へかけた。

 「先発投手が頑張って投げてくれているので、1点でも多く援護したいという気持ちで打席に入った。しっかり仕事ができて良かった」

 難しい内角高め直球を、モノともしない。敵将の新庄監督も思わず拍手を送った、チーム最多の13号3ラン。初戦の3本塁打、2戦目の決勝打を含む3安打に続く猛爆で、甲子園では06年鳥谷敬以来となる3戦連続のお立ち台をゲットした。

 「一日、一日、しっかりいい準備ができている。チームの雰囲気もすごくいい」

 6月は打率・563、5本塁打、10打点と向かうところ敵なし。今季2度目の同一カード3連勝にも、大きく貢献した。4月21日の時点で最大8ゲーム差開いた5位・DeNAにも、ついに1差。7日のソフトバンク戦に勝利すれば、今季初めて最下位を脱出する可能性がある。(長谷川 凡記)

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