エンゼルス まさかのサヨナラ敗戦で悪夢の11連敗 マドン監督「立て直しは簡単なことではない」

[ 2022年6月6日 20:14 ]

<フィリーズ・エンゼルス>9回、サヨナラ負けに足早に引き揚げる大谷(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は5日(日本時間6日)、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・DH」でフル出場し、5打数1安打1得点だった。チームは7―9で逆転サヨナラ負け。2016年以来6年ぶりの11連敗で、勝率が5割を切った。

 以下、ジョー・マドン監督の一問一答。

 ――試合を振り返り。

 「手痛い敗戦を多く喫している。本当に意味がない。適切なタイミングで適切な選手を投入することができたが、また後半に失点してしまった。これを修正しなければいけない。総じてよく戦っていたが、こういう試合で最後までやり遂げないといけない。これが今の我々の状況だ」

 ――守護神イグレシアスの降板。

 「満塁本塁打を打たれガス欠だと思った。だから左にも安定していたジェイ(ハーゲット)を投入した。そして本塁打を打たれてしまった。理解しがたいことだが」

 ――イグレシアスがハーパーに満塁弾を浴びた。

 「2ストライクを取ったらストライクを投げる必要はないんだ。歩かせることもできたんだ。以前、そうしたことがある。でも、イギー(イグレシアス)はクローザーだ。私は私の選手を信じている」

 ――今後。

 「立て直しは簡単なことではない。本拠地に戻って状況を立て直さないといけない。ブルペンを整備し直さないといけない。そこが一番の懸案事項だ」

 以下、サヨナラ3ランを浴びたサイド右腕ハーゲットの談話。

 「明らかにチームを失望させてしまった。自分が信じてきた球だった。この1年ずっと投げてきてそれで三振をとってきた。残念なことだが、投げたら打たれてしまった。明日勝つしない。言うまでもなくタフな敗戦だ。健康を整えてホームでいい戦いをしたい」

 以下、9回に一時勝ち越しの右前適時打を放ったダフィーの談話。

 「特に9回はワールドシリーズの第7戦のような感じだった。こういう展開で難しいのは全員が自分のベストなプレーをすることでありそれ以上ではない。すでに選手主導のミーティングやコーチングスタッフのミーティングは行っている」

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2022年6月6日のニュース