阪神・伊藤将「やっぱり声援がすごい」超満員甲子園で6回3失点の今季2勝目

[ 2022年6月6日 05:30 ]

交流戦   阪神8ー3日本ハム ( 2022年6月5日    甲子園 )

<神・日>先発の伊藤将(撮影・坂田 高浩)
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 持ち味全開の投球でビッグボスにタクトを振らせなかった。阪神・伊藤将は、6回5安打3失点で今季2勝目。序盤からゴロ凡打を量産しリズムをつかんだ。

 「積極的なバッティングをしてきたのでランナーを出した時にエンドランとか警戒してたんですけど、そんなに無かったと思うので、自分のピッチングができたかなと」

 5回まで出塁を許したのは四球と安打の2度だけと、走者がいなければ敵軍も作戦の立てようがなかった。「外のチェンジアップを逆方向に打つ感じにしてきた」。4点リードの6回は、相手打線の対応もあり1点差まで詰め寄られたもののクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録。「粘るピッチングができた。反省も出たし、次の登板も工夫する」と振り返った。

 横浜高で同級生だった浅間はベンチスタートで熱望していた対戦はかなわなかったが、手にしたのは一番欲しかった5月22日の巨人戦以来となる白星。超満員の甲子園で腕を振る醍醐味(だいごみ)も味わった。

 「やっぱり声援がすごいので、その中で自分がプレーできるのはうれしい。(チームも)5連勝しているので、その流れを維持して自分のピッチングの番はしっかり投げられれば」。虎を加速させるパフォーマンスを続けていく。(遠藤 礼)

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2022年6月6日のニュース