1Aタンパのバルコベック監督が初陣で勝利 マイナー初の女性指揮官が歴史的なデビュー

[ 2022年4月9日 13:58 ]

米マイナー史上初の女性監督としてデビューした1Aタンパのレイチェル・バルコベック監督(AP)
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 米マイナー・リーグで女性初の指揮官となったヤンキース傘下の1Aタンパ(ターポンズ)のレイチェル・バルコベック監督(34)が8日、敵地となるフロリダ州レイクランドで行われたタイガース傘下の1Aレイクランド(フライング・タイガース)との開幕戦で陣頭指揮を執り、9―6で勝って初陣を白星で飾った。

 3月23日の室内練習で打球を顔面に受けて負傷したバルコベック監督だったが無事に回復。試合は4―4で迎えた7回にタンパの4番打者、アンソニー・ガルシア一塁手(21)が満塁本塁打を放って勝利を収めた。

 レイクランド側はこの日、1200枚の無料チケットを地元の女子スポーツ選手に配布。「ジョーカー・マーチャント・スタジアム」では敵チームながら「レッツゴー・レイチェル!」といった応援が沸き起こり、同監督は「こんなことは経験したことがなかったのでとても楽しかった」と終始、笑顔を絶やさなかった。

 試合後は選手たちにハグされ、サインを求めたすべてのファンに対してペンを走らせた1日。駆けつけた1200人の女子選手には「今はピンとこないかもしれないけれど、やがてプロの選手になろうとするときには、この日のことを思い出すでしょう」と語っていた。

 なお同監督がこの日着用したユニフォームは米野球の殿堂に収められることになっている。

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