阪神・近本 肉体改造で「200安打ボディー」完成!!個人トレーナーも太鼓判「必然的に達成する数字」

[ 2022年1月26日 05:30 ]

沖永良部島で自主トレを行う近本と仲林トレーナー(仲林久善氏提供)
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 鹿児島・沖永良部島で行っていた自主トレを22日に打ち上げた阪神・近本光司外野手(27)が、「200安打ボディー」の土台を築き上げた。同地ではアニマルトレーニングやウエートトレーニングなどを用いて柔軟性アップ、パワー向上などに成功。その効果を同行した仲林久善トレーナー(36)が証言し、本塁打量産&200安打到達へ太鼓判を押した。

 約2週間にわたった離島での自主トレで、個人的目標にシーズン200安打を掲げる近本は、さらなるレベルアップを果たした。期間中、口癖のように連発したフレーズは「調子ええわ~」――。同行し、最も身近で接していた仲林久善トレーナーは「22年版・近本」に、力強く太鼓判を押した。

 「ホームランも増えると思うし、200本安打も必然的に達成する数字だと思う。このままいけば、有言実行できるのではないかなと期待しています」

 その根拠は…。ヨガ、水泳、体操、サッカーなど、さまざまな練習法で準備を進めたが、特に柔軟性向上とパワーアップに成功したことがパフォーマンスのさらなる進化が見込める一大要因という。

 まずは昨オフから導入したアニマルトレーニングだ。エンゼルスの大谷翔平もウオーミングアップで取り入れるメニュー。「動物的な動きなので、より凝り固まりやすい関節周りなどの可動域を出したり、柔軟性が出たりする。体幹を主として手足を動かすので、その強化にもつながる」(仲林トレーナー)。それが今まで使えていなかった体の力をも呼び起こし、スイングスピードとパワー向上につながるとともに体のバランスも整えた。

 ウエートトレーニングにも従来以上の時間を割いた。重りをかついだスクワットなどで徹底的に下半身を鍛えるとともに、6キロの重りを振り子のように左右に振るエクササイズ要素も取り入れたメニューを消化。「重りを持ち、その中で動きのあるメニューを入れることにより、可動域の広がり、筋力強化につながるトレーニングです」(仲林トレーナー)。その効果は自主トレ中から表れた。

 約80メートル先のフェンスに向けて打つロングティーだ。昨年は1~2本の柵越えが精いっぱいだったが、今年は数え切れない打球が柵の向こう側へ消えた。近本が「もっと後ろから打たなあかん」とつぶやいたほどという。パワー、柔軟性、バランス…シーズン200安打到達へ、3大要素を手にしたわけだ。

 思わぬ効果も発覚した。「去年は治療をしていても張りやゆがみがあったが、今年は全くない」(仲林トレーナー)。体の使い方が上達したことが故障予防にもつながるという。土台はできた。あとはその上に、技術を積み重ねるのみだ。(長谷川 凡記)

 《守備向上目指し新メニュー》近本が今オフから練習メニューに取り入れたバク転、バク宙の意図が守備向上を目的としたものであったことが判明した。外野の守備で頭上を越えそうな打球に備え、本人が「体の背面部の感覚を研ぎ澄ましたい」と希望した結果、最適メニューとしてバク転、バク宙が採用された。同じ目的で、フライングディスクを用いて背走するメニューにも取り組んだという。2年連続のゴールデングラブ賞獲得に向け、守備面の強化にも余念なしだ。

 ▽アニマルトレーニング 動物の動きを取り入れたエクササイズで「アニマルフロー」「アニマルムーブメント」などの名称がある。体幹の強化や柔軟性、俊敏性の向上などに効果があり。道具を使わず自宅でも手軽に行える。

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