阪神ドラ2・鈴木 故郷日置のイメキャラ「ひお吉くん」と勇ましく戦う 活躍見せて打倒くまモン!!

[ 2022年1月7日 05:30 ]

<阪神>故郷・鹿児島県日置市のイメージキャラ「ひお吉くん」を手に入寮した鈴木(球団提供)
Photo By 提供写真

 阪神ドラフト2位・鈴木(創価大)は故郷・鹿児島県日置市のイメージキャラクター「ひお吉くん」のぬいぐるみを持参し、勇ましく戦い抜くことを誓った。

 「今からスタートするんだなという気持ち。楽しみと不安といろんな気持ちが混ざっているけど、これから、この寮で成長していけたら」

 ぬいぐるみは昨年12月に永山由高市長を表敬訪問した際に「これを持って頑張って来い」とプレゼントされた。「ひお吉くん」のプロフィルには将来の夢として「島津義弘公の様に洞察力が鋭く、勇ましくて、かっこいい男になること」と記されている。

 “鬼島津”と呼ばれた故郷の戦国武将・島津義弘は生涯52回の合戦に出陣し、関ケ原の戦いでは敵中突破するなど、果敢に戦ってきた伝説の武将。故郷の英雄として憧れの存在で、「勇ましく戦って、偉大な人になって地元の日置に帰ろうと思う」とうなずいた。

 随所で見せる強い地元愛。「自分が活躍することによって(故郷を)盛り上げていきたいですし、ひお吉くんも、もっと有名にしたいなと思う」。九州では熊本県の「くまモン」が有名。自らの活躍で日置市の「ひお吉くん」も全国区のキャラクターへ押し上げていく青写真を描いた。

 そのためにも1軍で結果を残すことが必要不可欠。まずは近日中に始まる新人合同自主トレに向けて「自分が持っている力、実力をいろいろな人にアピールしたい」と早くも勇んだ。(長谷川 凡記)

 ▽鬼島津 薩摩の戦国大名で武勇に優れた島津家第17代当主・島津義弘の異名。豊臣政権下では朝鮮出兵に従軍し、泗川の戦いでは数千の兵で20万ともいわれる明・朝鮮連合軍を撃破。関ケ原の戦いでは味方の西軍が総崩れとなって退路を失う中、東軍の徳川家康の本陣に向かって突撃する敵中突破で退却に成功している。

続きを表示

2022年1月7日のニュース