ツインズ前田の今季使用グラブは「亀」 TJ手術からの復活へ「じっくり、ゆっくり進む」

[ 2022年1月7日 13:17 ]

22年使用グラブ発表会に臨んだ前田(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 ツインズの前田健太投手(33)が7日、ブランドアンバサダーを務めるミズノ社の22年使用グラブ発表会に出席した。

 昨年9月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリからスタートする今季のグラブのテーマは「斬新さと温故知新」。00年代に展開していた背面の形状を再考案し、投球時のグラブの引き手の動作がスムーズになるような形状と斬新な外観を採用。ウェブ(網部分)は「亀の甲羅」をイメージしたデザインを自らリクエストした。チームカラーでもある赤と黒を基調とし「会った人、会った人から“絶対、焦るな”とアドバイスされる。このグラブを見ながら、じっくり、ゆっくり進んでいきたいなと思い“亀”をお願いしました。地に足をつけてゆっくり進んでいきたい」と理由を語った。

 2月中旬からキャッチボールを再開予定で「今のところリハビリは順調に進んでいる。復帰に向けて、前向きな気持ちで取り組んでいる」と表情は明るい。すでに右腕のギプスも外れ「違和感なく過ごせるようになっている」という。

 目標とする日米通算200勝まであと44勝。今年の目標として色紙に「パワーアップして復活する」と記した前田は「22年もまだ復帰できないと決まったわけではない。焦らないのが一番ですけど、22年に戻れるとしたら終盤。(実戦復帰まで)約1年と言われているので、戻れても9月だと思う。チーム状況にもよりますけど、戻れる可能性はゼロではない。今年、最後くらいを目指しながら、それがダメだったとしても落ち込むことはない。来年万全で戻れればいい。良ければ今年最後戻れたらベストかなと思います」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年1月7日のニュース