日本ハム・上沢 新庄ビッグボスのオープン戦初戦の打順決定指令に「投手だったら嫌なオーダーを」

[ 2022年1月7日 15:45 ]

<日本ハム>キャッチボールで調整する上沢(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・上沢が7日、札幌市内の室内練習場で自主トレを公開した。新庄監督から昨年12月にツイッターで「オープン戦初戦、上沢監督でオーダーを組んで戦ってもらいます」と指令されたエース右腕は「ぼんやりと考え始めています。まだまだ時間があるので、キャンプが始まってみて(考えていく)」と2月26日のDeNA戦(名護)を見据えた。

 「僕が投手だったら嫌なオーダーにしたい」という。先発投手の立場で最も嫌だと考える状況は「初回先頭から長打を打たれること」。さらに具体的に「秋山さんみたいなホームランを20発ぐらい打てて、打率も残す、選球眼が良くて四球も取る…みたいな選手が1番にいたら嫌」と、現レッズで西武時代に対戦経験のある好打者を思い浮かべた。

 チームは昨季まで3年連続5位。プロ11年目の右腕は「先輩が少ない年齢になった。僕らの世代で引っ張っていけたらいい」と、11年ドラフト同期の近藤とともに投打のリーダーを担って低迷脱出を期す。「野村や万波、五十幡や今川…。こういう風になってほしいなというイメージはある」と後輩の成長に期待し、「監督」の目も持ちながらキャンプを過ごしていく。

 自身の今季の目標には「180イニング」を掲げた。「昨年が160回1/3だった。そこからの20イニングはかなり価値があると思うので目指していく」。下半身主導で肩や肘の負担を極力減らした投球フォームをつくり上げ、配球についても「球数を少なくするために(右打者の)インサイドに動く球、ツーシームを増やしたい」とイメージした。

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2022年1月7日のニュース