BC新潟も無念の敗北「つば九郎大先生の心を動かすことができず残念。まだまだ力が足りませんでした」

[ 2022年1月7日 19:33 ]

FA残留し年俸50000円と「ヤクルト1000」飲み放題と出来高クーポン券で契約したマスコットのつば九郎=7日、神宮球場(代表撮影)
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 20年ぶり日本一に輝いたヤクルトから9年ぶり2度目となるまさかのフリーエージェント(FA)を宣言していた超人気マスコット「つば九郎」が7日、残留を決断。東京都内の球団事務所で記者会見に臨んだ。

 「2万8000円+ヤクルト1000飲み放題」という2021年の年俸から「きゅうふきんよりほしい」と10万円への大幅アップを狙っていたが「5万円+ヤクルト1000飲み放題」に加えて「かつやくにおうじてくーぽんけんしきゅう」というオプションを提示され、あっさり陥落。契約を更改した。

 これを受け、獲得に乗り出していたプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」の新潟は7日夜になってから球団公式ツイッターを更新し「つば九郎大先生の心を動かすことができず残念。まだまだ力が足りませんでした」と無念の敗北宣言。それでも「次回FAの際はぜひとも新潟へ来ていただけるようもっともっと努力します」と前向きにつづった。

 新潟は、つば九郎のFA宣言から一夜明けた昨年12月13日に「この度、東京ヤクルトスワローズのつば九郎さんがFA宣言をされたという事で獲得に動きます」と高らかに宣言。新潟の指揮を執るのはヤクルトOBでもある橋上秀樹監督(56)で、つば九郎とも気心が知れており「橋上監督から3年契約、日本酒飲み放題、新潟県産コシヒカリ食べ放題と言う条件を頂きました」と“ぱとろーる”好きのつば九郎にはたまらない超破格の条件もオープンにしていたが、叶わなかった。

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2022年1月7日のニュース