阪神・マルテ、今季も“ラパンパラ”量産誓った 好評の本塁打パフォーマンス「もっとできるよう頑張る」

[ 2022年1月3日 05:30 ]

今季も本塁打の際のパフォーマンス「ラパンパラ」の継続を宣言したマルテ

 阪神のジェフリー・マルテ内野手(30)が2日、球団を通じて自主トレの進捗(しんちょく)具合を明かし、在籍4年目を迎える今季について自己最高成績の更新を見据えた。

 「毎年考えているけれど、“今の自分を超えられるように”と毎日集中してプレーしていた。前の年の成績を上回るというのは一つの目標になる」

 昨季は来日最多の128試合に出場し22本塁打と71打点は自己最高。一塁手部門で初のベストナインも獲得した。個人成績に一定の自己評価を寄せても満足の2文字はなく、いまも母国ドミニカ共和国で自主トレ中。「スピードという部分でも走り込みを多く取り入れて1年間ケガなく過ごせる身体もつくっている」。攻守のレベルアップや今季を戦い抜く準備に余念はない。

 昨季チーム内に浸透させ盛り上げにひと役買ったのが本塁打した際のパフォーマンス“ラパンパラ”だ。もちろん、今季も継続予定で「ファンの方々、チームメート、そして私もそれを好きな一人としてやめる理由はないと思っている。もっとラパンパラができるように頑張っていきたい」と量産態勢を誓った。

 2年間ともに戦った親友スアレスは昨季限りで退団して米大リーグ・パドレスへの移籍が決定。「彼がアメリカで成功することを信じている」とエールを送った。猛虎に残る助っ人としての使命を思い、「ファンの皆さんにいいショーをお見せできるようにチーム全員で、全力で戦っていく。そして最後は優勝をみんなで勝ち取りたい」と約束した。(石崎 祥平)

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