日本生命 最速151キロ右腕の共栄大・小向が加入 左腕の高橋と二枚看板形成できるエース候補

[ 2022年1月3日 09:00 ]

社会人野球特集2022―注目の新戦力

共栄大・小向直樹

 都市対抗4度、日本選手権3度の優勝を誇る名門が、昨年の日本選手権では2回戦敗退し、都市対抗には出場できず。梶田茂生新監督の下、常勝軍団の再建に向け4人の新戦力を加えた。

 共栄大の小向は最速151キロを誇る本格派右腕。プロからも注目されたが、志望届を出すことなく社会人入りを選択した。左腕の高橋が安定しており、左右の二枚看板を形成できるエース候補だ。

 攻撃面でも長打力ある亜大の木倉、抜群の遊撃守備を誇る万能型の立命大の池上、俊足に明治神宮大会で本塁打を放ったパンチ力もある中部学院大の藤本と、バランスが取れた補強に成功した。皆川、上西ら現有戦力も力を持っており、うまく歯車がかみ合えば、15年以来となる同一年2大大会制覇も決して不可能ではない。

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2022年1月3日のニュース