大阪ガスに三本の矢 東農大・稲垣&東北福祉大・小松&東洋大・大宮 三者三様の特長で層の厚さアップ

[ 2022年1月3日 09:00 ]

社会人野球特集2022―注目の新戦力

東農大・稲垣豪人

 昨季は2大会連続で日本選手権を制し、2大大会制覇に挑んだ都市対抗は2回戦敗退。それでも18年に都市対抗を制しており、15年の日本生命以来となる同一年制覇も決して夢ではない位置にいる。

 左の秋山、右の河野のダブルエースがいる投手陣に、大学生右腕3人が加わる。最速145キロの東農大・稲垣は昨春の東都リーグ入れ替え戦で好投し3部降格の危機を救った精神力の強さが魅力。東北福祉大の小松は146キロに多彩な変化球を操る。横手投げの東洋大・大宮は制球力で勝負と三者三様で層の厚さは確実に増す。外野手ではOBの阪神・近本タイプの慶大・橋本の即戦力を補強した。

 捕手はU15侍ジャパンにも選ばれた鹿児島実・城下を加え、将来を見据えた補強にも成功。2年目の前田孝介監督の下、黄金時代到来に向け確実に進む。

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2022年1月3日のニュース